甘い香り漂う渓
2012/07/22
渓へ下りると甘く濃厚でとても強い香りが漂ってきた、目をあげると岩の切れ目に、山百合が華麗で白く大きな花をつけていた。
豪華で華麗であることから、『ユリの女王様』と呼ばれる、この花も昨今は猪に食べられ、急速に減少している。辛うじて獣が近寄れない岩場で逞しく育っている。
もう一つの香りはチチブフジウツギからで、この花も芳香があり、また蜜が多いのでよく蝶が吸蜜に訪れる、バタフライブッシュとも呼ばれる、
サポニンを多く含むためか鹿も嫌う。
ヤマユリ
チチブフジウツギ
ハギ
大物が潜む気配が漂う荒川本流
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