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森の詩
涼風の峪
2020/08/14
暑~い夏!逃れて「法印の滝」へ、
そこは涼風が流れる峪、
ヤマジノホトトギス(山路の杜鵑)・キバナアキギリ(黄花秋桐)が咲き、
秋の足音を感じさせてくれる。
法印の滝
南天山の中腹、中津川へ流れ込む鎌倉沢の滝です。
ヤマジノホトトギス(山路の杜鵑)
花言葉
は「永遠にあなたのもの」
紫の斑点が鳥のホトトギスの模様に似ていることに由来する名です。
ヤマジの名が示すよう、山路でよく見かけます。
キバナアキギリ(黄花秋桐)
花言葉は「華やかな青春」日本の固有種で、学名はSalvia nipponica、まさに日本のサルビアです。
イワタバコ(岩煙草)
花言葉は「愛らしい心」、もう一つの花言葉は「涼しげ」峪の日陰で咲く姿は、いかにも涼しげです。
生薬名では苦苣苔(くきょたい)とよばれ、食べすぎ、飲みすぎ、食欲不振などの健医薬として用いられます。
古代(煙草が日本に入る以前)では、山ジシャ、岩ジシャ、滝ジシャと呼ばれ、万葉集で柿本人麿が
「山萵苣(ヤマジシャ)の 白露重み うらぶるる 心も深くあが恋止まらず」
と詠んでいます。
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