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森の詩
見分けがつかない
2020/09/25
センニンソウ(仙人草)とボタンヅル(牡丹蔓)、遠くから見て、
この2つの花を見分けるのは難しく悩ませます、近寄って葉の形で見分けられます、
センニンソウの葉はたまご型、ボタンヅルの葉は牡丹のように切れ込みがあるので判断しています。
ともにキンポウゲ科センニンソウ属で強い毒性があり、茎や葉の汁が皮膚につくと発疱をおこします。
テレビのサスペンスで被害者のかぶれの原因がセンニンソウによるもで、生えているところを探し、犯人にたどり着くという番組を見たのを思い出しました。
ボタンヅル(牡丹蔓)
キンポウゲ科センニンソウ属
葉をすりつぶしたりすることにより配糖体ラヌンクリン(ranunculin)が加水分解され、
プロトアネモニン(protoanemonin)を生じ、これが毒性を示します
センニンソウ(仙人草)
キンポウゲ科センニンソウ属
乾燥したものが生薬 ワイレイセン(和威霊仙)だそうですが、毒性が強いので日本では利用されていない。
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